ムーチー(鬼餅)

はいたい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら
(みなさま、ご機嫌よう)

ムーチー(鬼餅)

今年は暖冬なのか、なかなか暖かくなりませんね
ムーチー(鬼餅)の頃の寒さを、ムーチービーサといいますが沖縄本島
今年はズレてるみたいです汗

旧暦12月8日がムーチーの行事になります。
地域によっては、旧暦の12月7日など、地域差があるようです。

月桃に包んだ餅を、ヒヌカン(火の神)、仏壇にうさげて
邪気払い、健康祈願、子どもの成長祈願をします。


ムーチー(鬼餅)

由来は諸説あるようですが
鬼になった兄をやっつけるために釘を入れた餅を
食べさせて退治した昔話が有名ですね。

首里金城町の大アカギのある場所が鬼餅の舞台。
年に一度、旧暦の6月15日に神様が降りてきて
年にひとつだけ願いを叶えてくれると言われてる大アカギキラキラ 
興味のあるみなさん、調べてみてね。

ムーチー(鬼餅)

サゲムーチー(下げ餅)
子どもたちが年齢分のムーチーを軒先などに下げて健康祈願。
子どの頃、餅が固くなったら焼いて食べてました。

チカラムーチー(力鬼餅)
我が家では、月桃の葉っぱを使って、餅を大きくして作っています。
ネットによあると、桑の葉、クバの葉で作るようです。
力持ちになるように祈願

ハチムーチー(初鬼餅)
初めてムーチーを迎える赤ちゃんの健康祈願、近所や親族に
ムーチーを配ります。

最近は、スーパーなどでも販売されていますが
添加物てんこ盛りで、変に甘かったり、変な柔らかさだったり
なので、作るのが一番かなーと思います。


カラフルに、紅芋やウコンの粉を入れてみたり、黒糖を入れたり。
私はシンプルに無糖の白餅が好きですーラブ
月桃の香りとのマリアージュが最高です!

ムーチー(鬼餅)

ムーチーを蒸した後の月桃の香り満載の残り汁は
家の周りなどにかけます、厄払いになります。

月桃には、抗菌作用があります。

食べ終わった月桃の葉っぱで、十字を作り
実家では鬼の足と言っていましたが
それらを軒先などにぶら下げます。魔除けですキラキラ 
うちの実家ではまだやっていますよ。

ムーチー(鬼餅)

この時期、あちらこちらから月桃の香りが漂います。
まだ作ってるお宅も多いんだと思います。
家族の健康を祈願して、手作りするっていいですねー。
残したい沖縄の文化、味、家族への愛・・・ハート
本土にいる親族に送るみなさんも多いですよね。

検索してみたらキョロキョロ
ムーチーの通販もあるようです。
本土のみなさま、興味があったらお試しあれハート
この時期じゃなくても、
スーパーなどで販売されてることもあります。

観光などでおいでの際は、チェックしてみてねキョロキョロ

知念マツ名義で、インスタ、フェイスブック、ツイッター(X)
やってます、興味があったら見てみてね。


知念マツ



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