はいたい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら
(みなさま、ご機嫌いかがですか)
本日、6月23日、慰霊の日を迎えました。戦後、79年・・・
未だに、土の中には、当時亡くなられた方々の
ご遺骨が眠っています
ご遺骨を収集する活動をされてるボランティア団体もあります。
そして、2000トン近くの不発弾も眠っています。
処理に100年近くかかるそうです。
工事現場で、爆発して、作業員の方がお亡くなりになったり
怪我をしたり・・・
若い頃、激戦地だった糸満市の病院で働いていました。
働いていたのは20年程前ですが、その時で
他の地域より、糸満市の精神科疾患率は倍以上でした。
今現在はどうなってるかわかりません、下がってたらいいな
激戦地、殺し合いを見てしまう、命の危機の数々
身体がちぎれた死体を見る・・・血の海
地獄絵図にいた人たちが、狂うのは当然でしょう。
私だったら精神破綻で死んでると思います。
精神疾患を患ってしまった人たちに育てられた子たちも
不安定になったり、病を患う可能性も高いですよね。
ご家族、みんな、精神疾患があり
入院手続きが出来ないこともありました。
当時は、一家全滅のお宅もあったりしました。
家族がみんな死に絶えて、荒れ果てた家・・・。
とても悲しい光景でした。
今は更地になったり、新しい家が建ってるといいな
私の母は、戦争体験者です。
当時7歳で、馬に荷物を乗せて、沖縄本島の北に逃げたそうです。
昼間は草むらに隠れ、夜は歩く。
なぜなら見つかると、米軍に殺されるからです。
鉄の暴風雨と表されるように、空から爆弾が降り注いだ。
北谷町から宜野座村まで歩いて、どのくらいかかったんだろう？
最後は、荷物を運ばせた馬も殺して食べたそうです。
マラリアも発生してたり、食べるものもろくにないだろうに
よく生きてきたなーと思います。
未だにご遺骨、不発弾が見つかる
そして、米軍基地の70％が沖縄にある
戦時中と同じく沖縄は捨て石、未だに犠牲になり続けている
以前、本土の男性に
「沖縄は基地があるから、お金もらっていいな」
と言われたことがあります
『
沖縄県民が喜んで差し出したと思うのか？
疎開先から帰ってきたら、強制接収されてたんだよ』
とお答えしたことがあります。
先祖から受け継いだ土地
生れ育った家、村、祭りを行った聖地、湧き水、畑・・・
人が産まれ、育ち、恋をして、子どもが産まれ、家族が亡くなって
そこには人々の営みがあった、生活があった
戦争ですべて破壊され
ブルトーザーで、人を殺すための基地に変えられた
暴力で奪い取られた
そしてまた、辺野古に新たに基地を建設してる・・・
以前、座り込みに参加したことがありますが
そこには、サンゴの豊かな海が広がっている
ジュゴンの餌も豊富な海
沖縄では、まだ戦時中、そう感じることも多々です。
この美しい島で、
すべての地獄を集めたと表現されるような殺戮が起きた
今でも地球のどこかで戦争やら搾取やらが起きている
有史以来、平和になったことがない地球・・・
どうやったらこの狂った世界を変えることが出来るんだろう
二元性の地球で可能なのだろうか・・・
そんなことを考えてる、2024年慰霊の日
恒久平和をお祈りします
私に何が出来るのか・・・考え続けます。
こんなくつろぎ猫ちゃんみたいに、世界がなればいいのにと思います。
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ステキな一日をお過ごし下さいね
知念マツ
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